2009/09/22

ケセランパセラン

妖精っていると思いますか?
私はなんとなく、意外とその辺に居てるんじゃないかなと思っています。某ギター弾きのY氏がアイルランドへ行って帰ってきてからというものの、妖精の存在はなんだか身近になってしまいました(私の中で)。残念ながら私には見えないんですが、日本の妖怪やら八百万の神々と同じく、「存在するに違いない」という訳の分からない確信だけは手に入れました。まあそれはさておき、SHEENAでは最近ケセランパセランが流行っています。白くて綿毛っぽくて、何かよく分からないものがゆらゆら飛んでると、「あっ、ケセランパセラン」という呟きが聞こえてきます。

ケセランパセラン予想図

私がケセランパセランを知ったのはつい最近のことで、何かの話の流れで出てきたんだったと思います。白くて綿毛っぽくて、、小麦粉を食べて大きくなるらしい。しかも持っていると幸せを呼ぶらしいのです。で、たぶんこんな妖精なんじゃないかなと勝手に予想して絵を描いてみました。こんな時のためのPhotoshopですね! そして名前から勝手にヨーロッパの妖精だと納得していましたが、聞くところによると日本産だそうで、じゃあなんでケセランパセランなんてスペインな名前なのか、そもそも生き物なのか四つ葉のクローバー的な存在なのか、ヤフーオークションで売ってるという話は本当か、等々謎が尽きないのでちょっと調べてみました。例によってWikipediaです。

“白い毛玉のような物体で、空中をフラフラと飛んでいると言われる。一つ一つが小さな妖力を持つ妖怪とも言われ、未確認生物として扱われることもある。名前の由来については、スペイン語の「ケセラセラ」が語源だという説、「袈裟羅・婆裟羅」(けさら・ばさら)という梵語が語源だという説、羽毛のようにパサパサしているからという説、「何がなんだかさっぱりわからん」を意味する東北地方の言葉との説、などがある。穴の開いた桐の箱の中でおしろいを与えることで飼育でき、増殖したり、持ち主に幸せを呼んだりすると言われている。だが、穴がないと窒息して死んでしまう、おしろいは香料や着色料の含まれていないものが望ましい、1年に2回以上見るとその効果は消えてしまうなどと言われることもある。ケサランパサランを持っているということはあまり人に知らせないほうがいいと言われているため、代々密かにケサランパサランを伝えている家もあるという伝説もある。”

ケサランパサランとも呼ばれるようですが、個人的にはケセランパセランの方が好みですね。なんとなく。

皆さんも上の絵のような白い物体をみたら、「ケセランパセラン」と呟いてみるといいと思います。周りに誰か居たら話題の中心になれるかもしれませんし、ひとりの時でもきっと不思議な気分になれますよ。その不思議な気分が妖精の居る根拠だと勝手に思っています。「よく分からんけどなんか不思議」っていうのは別に科学の力で解決しなくてもいいと思います。妖精のしわざ。神様のいたずら。それでいいじゃないですか。

追記:ヤフーオークションでケセランパセラン売ってました。さんざ妖精の話してたので、「あんなの認めない!」と心の中で叫んでしまいました。平常心平常心。